家の老朽化対策~シロアリ編~

前回は家の老朽化の原因についてお話させていただきましたが、

では、どのような対策が効果的なのか。

ここではそれぞれの対策を説明させていただきます。

今回はシロアリについて。

シロアリ対策は、まずはシロアリを発生させないこと。

被害が出てしまう前に対策を行って被害を未然に防ぐことが重要となってきます。

シロアリの住みにくい環境を作り、シロアリ被害から大事な家を守りましょう。

木材を家の周りに置かない

シロアリのエサは木材です。

木材がたくさんある場所を見つけると、たくさんの仲間を引き連れて住みついてしまいます。

シロアリを寄せつかないために、家の周りには使わない木材や枕木などは置かないようにすることが賢明です。

また、段ボールも原料が木材となっているためシロアリに好まれます。

木材・段ボールは屋外へは置かないようにしましょう。

風通しと日当たりを良くしよう

シロアリは湿気と暗い環境を好みます。

家の基礎周りの風通しと日当たりを良くすることでシロアリが住みにくい環境を作ることができます。

基礎の周囲には通気口がありますが、

通気口を植木鉢などの置物があると、風通しが悪くなり湿気がこもりがちになります。

また、物を置くことによって影ができ日当たりも悪くなってしまいます。

特に日の当たらない北側は空気が流れやすい対策を行うとよいでしょう。

普段使用しないものは撤去し、家周りはスッキリさせておきましょう。

シロアリ予防の薬剤をまく

シロアリ被害の予防として、薬剤をまくことも効果的です。

床下にある土台などの木材に木部処理剤を塗布します。

これだけでもある程度の予防効果は見込めます。

もしご自分での作業が難しい場合は、専門の業者に依頼するもも一つの手段です。

まとめ

シロアリの被害を抑えるためには、できるだけ早い対策・対応が欠かせません。

定期的に予防を行うことで、シロアリ被害にかかる余計な手間や費用を結果的に抑えることができます。

普段から家周りに気を配り、早期発見ができるよう心掛けるとよいでしょう。

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